チャート式中3英語を5回やったので、次のステップとして「総合英語フォレスト(Forest)」と「解いてトレーニング」を始めました。
二冊とも昔に購入した教材で本棚の奥から引っ張り出してきました。
総合英語フォレストは高校で購入することもあった?(今は売ってない)有名な参考書で、解いてトレーニングはフォレストに対応した問題集です。
この二冊は最初に解いてトレーニングをやってみて、解けない問題があったらフォレストで確認するという方法で進めました。
1ヶ月ほぼ毎日、解いてトレーニングをやりましたが、私には難易度が高くてほとんど解けませんでした。
このままだとフォレストを最初から読むことになりそうで、そうなると挫折は確実と思い教材のレベルを下げることにしました。
大岩のいちばんはじめの英文法は高校1年生レベルからいけます
インターネットで検索したところ、中学レベルの英語を終えた私には「大岩のいちばんはじめの英文法」という参考書がいいみたいでした。
この参考書のレベルは、高校1〜2年生、読み終えれば受験基礎レベルが身につきます。
このテキストは高校生にとても人気のようですが、実際に手にして読んでみると中学レベルの英語を終えたばかりの私にも分かりやすかったです。
基礎の基礎レベルですが、学び直しの社会人にも評判がいいようです。
フォレストはいかにも学術書って感じでしたが、大岩のいちばんはじめの英文法は高校生を意識した表現で語り口調なのでとても読みやすいです。
聞くと頭が痛くなる品詞や5文型も驚くほど分かりやすいです。
肝心の中身は、1講の品詞から仮定法の25講まであって、講の終わりには簡単なCheck問題もあります。
このテキストに書いてあるレベルは英語の超基礎レベルにあたるので、テキストに書いてあることを100%理解してないと次へステップアップしても苦労します。
中学英語が出来てない人が高校英語が出来ないように、基礎がないと応用は分かりません。
品詞、動詞、基本5文型、時制、助動詞、受動態、疑問詞、命令文、感嘆文、不定詞、動名詞、分詞構文、関係代名詞、関係副詞、比較、仮定法、これから高校レベルの英語の勉強を進めるにあたって、基本となることの確認にもなります。
中学英語レベルの勉強を終えた人が次に読む参考書としては最適だと思います。
1ヶ月で5回繰り返した
大岩のいちばんはじめの英文法は全部で25講ありますが、1講が短いので1日3講ずつやれば8日、9日で一冊が終わります。
いくら基礎中の基礎といっても1回読んだだけでは全部理解するのは難しいので、3回以上読むことにしました。
1周目は毎日3講を目安に少し分からないところがあっても読み進め、2周目はじっくりと取り組みました。
2周目、3週目と回を重ねるごとに読むスピードも早くなっていきます。
結局、3ヶ月かけて5回繰り返し読みました。
私が使ってた中学英語のテキストでも関係代名詞や分詞構文は出てきましたが、大岩のいちばんはじめの英文法の方が説明が詳しいです。
高校生でも挫折しないよう分かりやすく書かれてるので、この教材で挫折することはないと思います。
英語長文編
大岩のいちばんはじめの英文法には、「英語長文編」という教材もあります。
超基礎文法レベルにあたる「大岩のいちばんはじめの英文法」を読み終えた後に「英語長文編」を読むのがいいと思います。
英語長文編にも基本品詞や5文型といった最低限の文法は載ってますが、これは長文を読むための復習みたいなものなので十分ではないです。
第1章が長文を読むために必要な文法のまとめ、第2章が比較的易しめの英文を使った練習問題が7問、第3章はセンター試験レベルの入試問題が5問、といった構成です。
私は、大岩のいちばんはじめの英文法を読み終えた後、この英語長文編を3ヶ月かけて4回読みました。
英語の長文に対して苦手意識がありましたが、少しだけ緩和された気がします。
おわりに
現在、Essential Grammar in Useという教材を使って勉強してますが、この教材は英語圏以外の人向けの全部英語で書かれた教材です。
いちばん簡単なレベルの教材なのですが、このレベルでも大岩のいちばんはじめの英文法をやってないと挫折していたかもしれません。
この後も大岩のいちばんはじめの英文法を時々読んでますが、今までに全部で7回読みました。
勉強してると単語が1語でも分からないと全く意味が分かりません。今後は単語にもっと時間を割くのが良さそうです。