テキスト

「英語耳」をつかって発音の練習をすることが英語上達の近道かもしれない

投稿日:2022年12月27日 更新日:

帰省して押し入れの本を整理していたら、「英語耳」という本が出てきました。

この本を購入した記憶がないのですが、15年くらい前に英語に関する本を大量に購入してた時期があり、その時に買った本だと思います。

 

本の帯に「あなたはbutとbatを区別して発音できますか?」とありますが、私はadaptとadoptの区別もできないし、carveとcurveも区別できません。ちなみにRとLの区別もできません。

というか最近になって中学レベルの単語帳を買ったのですが、ここ1年コツコツと勉強して知ってるはずの単語なのに、音となるとほとんど聞き取れないことに愕然としました。

makeがmadeになってるだけで聞き取れなと知った時は本気で英語の勉強をやめようかと思いました。どうも今の自分は聞き取れない以前の問題のようです。

 

この本を読むと、中学から大学まで英語を勉強した人のほとんどは英語を聞き取れないと書いてあり、聞き取れないのは自分だけではないと知ってほっとしました。

 

英語の勉強を開始して1年ですが、もっと早くリスニングの学習をすればよかった気がします。

たぶん、この手の本は英語を勉強する人が最初に読んでおく本ではないかと思います。

 

知っている単語でも聞き取れないのはなぜか

知っている単語であっても日本人のほとんどは聞き取れないのが英語です。

原因として考えられるのは、日本語と英語とでは使う母音や子音が全然違うからみたいです。

トマトやポテトのように耳にするカタカナと実際の発音が全然違うということがしばしばありますが、これは日本人が英語を聞くと自然とカタカナに直してしまうからです。

ダイバーシティーも英語で聞くとディバースィティと聞こえます

 

知らない音を聞くと知っている音に自然と変換してしまうので、その結果全く聞き取れないということが起こります。

英語を聞き取れるようになるためには、発音を練習してその音を出せるようにしておく必要があるようです。

 

発音ができるとリスニングができる

この本には、どうして発音の練習が必要か、発音ができればリスニングもできるようになる、聞き取る際の音の変化のポイント等の説明が最初にあります。

 

その後に発音記号と音声をもとにした子音と母音、音声変化などの練習があります。

私はこの本で有声音と無声音を知りましたが、ほとんどの日本人は音について教わらないので、音の出し方を知れただけでも英語を学習していくうえで役立つと思います。

口の開き方や舌の使い方、呼吸の仕方についての説明がイラスト入りですが、説明文とイラストだけだと少し分かりにくく感じるかもしれません。

 

現在、このテキストを使って発音の練習をして2週間が経ちましたが、少しだけ成長した気がします。

発音記号を見て頭でイメージできるようになったのも大きいです。

 

このテキストでは、音声を使って100回以上練習を繰り返すことを推奨しています。

その後も練習してみましたが、テキストの文字が多すぎます。

このテキストを使った発音練習はつまらないので結局1か月も続きませんでした。

でもやっぱり発音は大事だと思ってるので、忘れた頃にテキストを手に取って音声を再生してます。

 

テキストの半分近くが発音についてですが、あとは作者の英語との出会いや読書のすすめといったあまり関係ないものとなってます。

ネットのレビューを見る限り、即効性がある、やって良かった、リスニングのカギは発音にあるということがよく分かった等、意外と評判はいいみたいです。

 

私が買った英語耳は15年くらい前のものなので音声がCDのみですが、現在はCDだけでなく音声をダウンロードできるようです。

 

内容も一部見直しがされてるようなので、今から挑戦する人は最新版を買うようにするのがいいでしょう。

 

おわりに

テキストがもっと薄くなってもいいので、余分な箇所はなくしてもらうと良かったかなと思います。

 

この英語耳を紹介するにあたって読み返してみましたが、なるほどと思う部分が多いので最近また始めました。

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