英語を始めたばかりの頃は、ゲームをしながら英語の聞き流しをひたすらしてました。
私は中学生の頃は、ほとんど（全く）英語の勉強をした記憶がないので、アルファベットをみるだけで気分が悪くなるほど英語に対してアレルギーがありました。
少しでも英語になれるように始めたのが、好きなことをしながら英語に触れる、この聞き流しでした。
その時に利用したのがDuo selectというCDで、音声をiPhoneに入れてイヤホンで繰り返し聞いてました。
単語を知らないのでいくら聞いても全く意味は分からなかったですが、しばらくした後に文章ごと覚えようとした際は、普段から聞いていたせいかゼロからよりは楽にできたと思います。
Duo selectはDuo3.0の簡易版？
Duo selectの前にDuo3.0というテキストとCDを使って聞き流しに挑戦しました。
Duo3.0は、日本のいろは歌をヒントに例文560本を完璧に覚えることで、現代英語の重要単語1600語と重要熟語1000語をマスターできるという優れものです。
学生に絶大に支持された単語帳で、1文に重要語が4～6語入っています。
560文が重複なしなので、一般的な単語帳で覚えるよりも少ない労力で済みます。
たとえば、
「Medical breakthroughs have brought about great benefits for humanity as a whole.（医学の飛躍的発展は人類全体に多大な恩恵をもたらしてきた。）」という例文をマスターすれば、重要単語4語(medical / breakthrough / benefit / humanity )と重要熟語2語(bring about... / ... as a whole)をマスターできます。
この一冊をマスターすることで英検準1級、TOEIC780点のレベルまで達することができます。
英検準1級レベルに達するのは魅力的ですが、残念ながら私には内容が難しすぎました。
復習のために最初から聞いたら1時間かかることでも結構なボリュームということが分かります。
ブックオフに何冊も売られてることをみても、私がDuo3.0をこのまま挑戦しても挫折するだろうと思い、途中で使うのをやめました。
Duo3.0の簡単なバージョンがDuo selectです。
Duo selectについて
Duo selectは、Duo3.0の厳選版として登場しましたが、厳選版というより簡単版です。
Duo3.0よりも例文が短くなっており、例文数も377文と少なくなっています。
当然覚えられる単語と熟語も、それぞれ1000語と600語と少なくなりますが、Duo3.0よりも量が少なく、簡単になっています。
テキストとは別に音声付きのCDが発売されており、この音声を使えば最短36分で全文の復習ができます（Duo3.0は1時間）。
テキストとCDで約4000円は英語教材としては高めですが、買うだけの価値はあります。
Duo selectに掲載している単語と熟語をマスターすれば、Toeicは550～620点、英検は2級レベルに達します。
1つの例文から4つの重要語が覚えられるので、単語を覚える負担が75％削減できるというのも、ぐうたらな私にあってます。
Duo selectを100回以上やりました
最初の頃は、Duo selectの音声をiPhoneに入れてネットゲームをしながら聞き流してました。
CDの音声は全部で4枚あり、英語の例文だけが入ってる復習用CDと、日本語と英語の例文および重要単語と重要熟語を読み上げる練習用CDが3枚、合計4枚のCDが入ってます。
最初のうちは練習用CDを繰り返し聞いてましたが、単語と熟語の読み上げは英語のみで日本語訳がないためやめました。いくら単語をゆっくりいわれても、日本語の意味が分からないと覚えるのは難しいです。
移動時間も練習用CDを聞いてましたが、２，3週間くらい経って聞き流しの限界を感じ、そこからはテキストを目で追いながら聞くようになりました。
練習用CDだと進みが遅いと感じるようになった時に復習用CDに切り替えました。
復習用CDを聞いても最初はスピードについていけませんでしたが、繰り返してたら次第に慣れてきました。
数回は目で追いながら聞いてるだけでしたが、だんだんと音読にも挑戦するようになり、10回くらいで音声の後に続いてついてけるようになり、さらに10回くらい続けてると音声と一緒にしゃべれるようになりました。
その後も毎日1回聞き続け、とうとう100回以上やりました。
さすがに私でも100回やると例文は覚えられましたが、このテキストとCDは初心者におすすめです。
3.0にステップアップしたいのですが、せっかく覚えた単語も少しやらないと意味が思い出せません。
忘れても短時間で復習できるのもこのテキストの優れた点だと思います。